スター・ウォーズシリーズを語る上で絶対に欠かせない主要キャラクター、銀河のアウトロー「ハン・ソロ」。彼の物語を追う中で「ハンソロは死亡したのでは?」という疑問や、衝撃的な「カーボンフリーズ」のシーンについての噂が飛び交っています。
この記事では、ハンソロの生死の真相と、彼が経験した二つの「死」ともいえる出来事について、詳しく解説していきます。
ハンソロは本当に死亡したのか?
結論から言うと、ハンソロは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』で死亡しています。ファンにとって非常にショッキングなこの出来事は、ハンソロの物語における一つの大きな結末となっています。
彼の最期は、実の息子であるカイロ・レン(ベン・ソロ)との対峙の場面で訪れます。ダークサイドに堕ちた息子を光の道へ連れ戻そうと説得を試みますが、その想いは届かず、息子のライトセーバーによって命を奪われるという悲劇的な結末となりました。
なぜ息子カイロ・レンは父ハン・ソロを殺したのか?
愛する父親を自らの手で殺害するというカイロ・レンが父親を殺害するに至った二つの大きな理由について掘り下げていきます。
愛憎入り混じる複雑な親子関係
カイロ・レン、すなわちベン・ソロは、伝説の英雄であるハン・ソロとレイア・オーガナの間に生まれました。しかし、偉大すぎる両親の存在は、彼にとって大きなプレッシャーとなります。両親はベンの危機に際して二人で協力して向き合うことができず、結果的に彼はダークサイドへと傾いていきました。
カイロ・レンは、両親や師であるルーク・スカイウォーカーに「見捨てられた」という孤独感を抱いてしまい、世間が両親を英雄として称賛する一方で、自分は「出来損ない」だと感じ、親としてはどうだったのかという反発心を募らせていきました。
ダークサイドを完成させるための儀式
カイロ・レンを闇の道へといざなった最高指導者スノークは、彼にダークサイドの力を完成させるための試練として「父親殺し」を求めていました。
カイロ・レンにとって、家族への愛情や未練は、シスとしての道を歩む上での「弱さ」でした。彼はその弱さを断ち切るために、父ハン・ソロを手にかける必要があったのです。
家族への想いが残っているがゆえの葛藤と、それを乗り越えて力を得ようとする歪んだ決意が、彼を「父親殺し」へと向かわせてしまいました。
スター・ウォーズにおける「父親殺し」のテーマ
スター・ウォーズの物語において、「父と子の対立」や「父親殺し」は非常に重要なテーマとして繰り返し描かれています。これは、原作者であるジョージ・ルーカスがギリシャ神話などの神話構造を研究し、物語に取り入れているとも言われています。
このテーマは、ハン・ソロとカイロ・レンの親子だけに限りません。シリーズを通して、師弟関係も含めた様々な「父と子」の対立が物語の主軸となってきた経緯を見ていきましょう。
シリーズ | 「息子」にあたる 人物 | 「父親」にあたる 人物 | 関係性と結末 |
旧三部作 (エピソード4-6) | ルーク・スカイウォーカー | ダース・ベイダー(アナキン) | 当初は倒すべき悪の権化であったが、実の父だと知る 最終的に父をダークサイドから救い出し、和解する |
新三部作 (エピソード1-3) | アナキン・スカイウォーカー | オビ=ワン・ケノービ | 親子同然の師弟関係 アナキンは尊敬する師に反発し、憎しみをぶつける 決闘の末、アナキンは敗北し、ダース・ベイダーとなる |
続三部作 (エピソード7-9) | カイロ・レン(ベン・ソロ) | ハン・ソロ | 実の親子 息子はダークサイドを完成させるため、父を殺害する 出来事がカイロ レンの葛藤をさらに深めることになる |
衝撃のカーボンフリーズ!?もう一つの「死」の噂
ハンソロの「死亡」というと、カイロ・レンによる殺害が事実ですが、ファンの間ではもう一つの「死」ともいえるシーンが語り継がれています。
それが『帝国の逆襲(エピソード5)』で描かれた「カーボンフリーズ(炭素冷凍)」です。このシーンの衝撃から、「ハン・ソロは一度死んだ」という噂が広まりました。
生きた人間を冷凍するという前代未聞の出来事は、観客に強烈なインパクトを残しました。では、なぜハン・ソロはカーボンフリーズされなければならなかったのでしょうか。その理由とハンソロが無事だったのかを見ていきたいと思います!
ハン・ソロがカーボンフリーズされた理由
『帝国の逆襲』のクライマックス、惑星ベスピンのクラウド・シティで、ハンソロはダース・ベイダーに捕らえられ、カーボンフリーズ装置にかけられます。この非道な仕打ちの裏には、ダース・ベイダーのある計画がありました。
ルークを捕獲するための実験台
ダース・ベイダーの真の狙いは、息子のルーク・スカイウォーカーを捕らえ、暗黒面に引き込むことでした。そのためにルークをクラウド・シティにおびき寄せ、生きたままカーボンフリーズして皇帝のもとへ連れて行こうと計画します。
しかし、この技術を生身の人間に使った場合、死んでしまう可能性があり、そこでダース・ベイダーは、捕らえていたハンソロを使い、カーボンフリーズ装置が人間に対しても安全に機能するかどうかを試すことにしたのです。
つまり、ハンソロはルークを捕獲するための「実験台」として、カーボンフリーズされる運命となったのでした。
カーボンフリーズからの復活
カーボンフリーズされ、まるでオブジェのように固められてしまったハンソロ。その後、ハンソロは賞金稼ぎのボバ・フェットに引き渡され、彼に多額の懸賞金をかけていた犯罪王ジャバ・ザ・ハットのもとへ運ばれてしまいます。
『ジェダイの帰還(エピソード6)』において、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、ランド・カルリジアン、そしてチューバッカが、決死の救出作戦を実行し、仲間たちの活躍により、ハンソロは無事に解凍され、復活を遂げました。
まとめ
今回は、ハンソロの「死亡」というテーマについて解説しました。二度にわたって「死」に直面したハンソロ。彼の物語は、スター・ウォーズという壮大な物語の中で、英雄の輝きと、家族の愛憎が織りなす悲劇の両面を見せてくれました。
ハンソロの死は悲しいものでしたが、その衝撃的な結末があったからこそ、カイロ・レンの物語は深みを増し、次の世代へと物語は受け継がれていったのではないでしょうか。