「スター・ウォーズ」シリーズには、数多くの魅力的なキャラクターや民族が登場します。
その中でも、T字型のバイザーが付いた特徴的な装甲服で知られるのが「マンダロリアン」です。
この記事では、「マンダロリアンとは」一体何者なのか、その歴史や文化、そして伝説のジェダイ「ルーク・スカイウォーカー」との関係について、分かりやすく解説します。
マンダロリアンとは?
マンダロリアンとは、惑星マンダロアの民を指す族称です。
彼らは惑星マンダロアだけでなく、その月コンコーディアやカレヴァラ、惑星コンコード・ドーンなどにも住んでいました。
元々は戦闘民族として知られていましたが、時代によってその在り方は大きく変わっていきました。
また、ディズニープラスで配信中の実写ドラマ『マンダロリアン』では、主人公である賞金稼ぎ「ディン・ジャリン」の通称としても使われていますね。
マンダロリアンの主な特徴
マンダロリアンは、単なる「種族」ではなく、その「教義」や「文化」によって定義される側面が強い民族です。
ドラマ『マンダロリアン』では、「マンダロリアンは種族じゃない」「一つの教義だ」というセリフも登場します。
主な特徴を下の表にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
| 呼称 | 惑星マンダロアの民を指す族称 |
| 主な居住地 | マンダロア、コンコーディア、カレヴァラ、コンコード・ドーンなど |
| 特徴的な装備 | T字型バイザーのヘルメットが印象的な「マンダロリアン・アーマー」 |
| 主な職業 | 高度な戦闘能力を持ち、傭兵や賞金稼ぎとして名を馳せた者も多い |
| 思想 | マンダロアへの忠誠心、文化や戦闘技術の継承を重視する |
| 構成員 | マンダロア出身の人間が中心 他民族の出身者にも広く門戸が開かれている |
マンダロリアンの主な派閥
マンダロリアンは一枚岩ではなく、その思想によって多くの派閥に分かれていました。
ここでは、主要な派閥と考え方の違いを解説します。
| 派閥 | 特徴 |
| 新マンダロリアン | ・平和主義派 ・戦士としての文化を捨て、外界との融和を目指した ・クローン大戦時代の主流派でしたが、デス・ウォッチのクーデターとダース・モールの介入により崩壊 |
| デス・ウォッチ | ・原理主義派 ・従来の戦闘民族の伝統を固持することを唱え、平和主義の新マンダロリアンと対立 |
| トゥルー・マンダロリアン (レジェンズ設定含む) | ・改革派 ・戦士文化を捨てず、新たな規律のもとで改革を目指した ・デス・ウォッチとは武力衝突している(※カノン設定では存在しない可能性あり) |
| ナイト・アウル | ・デス・ウォッチから分裂 ・リーダーのプレ・ヴィズラを倒したダース・モールを指導者と認めず反発した一派 ・ボ=カターン・クライズが所属していた |
| マンダロリアン・スーパー・コマンドー | ・デス・ウォッチから分裂 ・ダース・モールを新たな指導者として支持した一派 ・帝国の「インペリアル・スーパー・コマンドー」の原型とされています |
| ジャーニーマン・プロテクター | ・惑星コンコード・ドーンを統治する分派 ・デス・ウォッチと対立しており、クローン大戦では共和国側につき、クローン・トルーパーの訓練も行った |
| インペリアル・スーパー・コマンドー | ・帝国に恭順の意志を示した分派 ・帝国に代わってマンダロア宙域の統治に協力 ・アーマーもストームトルーパー風にアレンジ |
| チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ | ・「マンダロアの道」と呼ばれる古い生き方の復興を目指す派閥 ・ドラマ『マンダロリアン』の主人公ディン・ジャリンが所属 ・他のマンダロリアンからカルト扱いされることもある独特な教義(生きている者に素顔を見せてはいけない等)を持つ |
マンダロリアンとルーク・スカイウォーカーの関係は?
マンダロリアンとルークとの関係は、主に実写ドラマ『マンダロリアン』シリーズで描かれた関係性を指します。
主人公のマンダロリアン(ディン・ジャリン)と、彼が保護するフォースの力を秘めた子ども「グローグー」(通称ベビーヨーダ)が物語の中心です。
『マンダロリアン』シーズン2での出会い
ディン・ジャリンは、グローグーを「ジェダイ」の元へ返すために旅を続けていました。
シーズン2の最終話、絶体絶命のピンチに陥った彼らの前に、一人のジェダイが現れます。
それが、若き日の「ルーク・スカイウォーカー」でした。
ルークはグローグーの前に現れ、彼をジェダイとして訓練するために引き取ることになります。
製作陣が語るルーク登場の意味
製作総指揮のデイブ・フィローニは、この共演について「フォースという哲学を掘り下げ続けるには、ルークというキャラクターが必要不可欠」だったと語っています。
また、ジョン・ファブローも「ルークがジェダイになるため家族との時間を犠牲にしたように、グローグーはマンダロリアンの元に戻るため、ジェダイの道を諦めます」と語り、彼らの「決断」がスター・ウォーズにおいて重要であると明かしました。
そのルークがグローグーを導き、グローグーが自らの道を選ぶ。
この一連の物語は、『マンダロリアン』がジョージ・ルーカスの生み出した世界観を尊重し、正史の物語を受け継いでいることを示す象徴的なシーンとなっています。
ジャンゴ・フェットとボバ・フェットはマンダロリアン?
「スター・ウォーズ」ファンなら誰もが知る賞金稼ぎ、ジャンゴ・フェットとボバ・フェット。彼らもマンダロリアン・アーマーを着ていますが、マンダロリアンなのでしょうか?
この設定は、時代によって少し変わっています。
| 設定 | ジャンゴ・フェット | ボバ・フェット |
| レジェンズ(非正史) | 明確にマンダロリアンであるとされていた | (ジャンゴの息子であり)マンダロリアンであるとされていた |
| カノン(正史) | <設定の変遷あり> 1. アニメ『クローン・ウォーズ』では、アルメク首相に「マンダロリアンではない」と否定された 2. ドラマ『マンダロリアン』にて、ボバ・フェットが「父ジャンゴはマンダロリアンであった」と肯定 | ドラマ『マンダロリアン』の時点では、ボバ・フェット自身はマンダロリアンを自称していない |
これは、マンダロリアンの「文化や伝統の捉え方が個人で異なる」一例と言えます。
現時点では、ジャンゴはマンダロリアンであり、ボバも「広義のマンダロリアン」に含まれる、と考えるのが良さそうですね。
まとめ
今回は、マンダロリアンとは何者なのか、ルーク・スカイウォーカーとの関係について詳しく解説しました。
マンダロリアンは、戦闘民族としての誇りを持ちながらも、時代や思想によって分裂と統一を繰り返してきた奥深い民族です。
ぜひこの記事を参考に、マンダロリアンたちの物語に注目してみてくださいね!









