ゾンビ企業とは、破綻状態なのにも関わらずお金を借りて事業を続けている企業の事を言います
コロナ鍋以降急増していて25万1000社になりました
では何故ゾンビ企業になるのでしょうか
記事から知れること
ゾンビ企業の特徴
収益性の低下
: ゾンビ企業は通常、効率的な運営ができておらず、安定した収益を生み出せない状況にあります。
その理由は様々です
人手不足
人手不足は企業にとって致命的です
本来収益出来ていた仕事が出来ず、仕事を断る羽目になる
早く納品したいのに人手不足のせいでその仕事が手に付かない
よってお客さんが離れて二度と注文しない
なんてことがありますからね
安価で請け負う
他社との差別化の為に安価で仕事をしているので十分な収益が出せない企業も存在しています
高額で仕事を請け負えば儲かるのは当然です
しかしそうすると仕事がなくなってしまい収益が出ないなんてこともあります
安価で高品質な物を求める人は多くいて1円でも安い所を探すなんて人もいます
同じ品質の物が千円と1万円で売られていたらどちらかを購入しますか?
普通は千円の物を買いますよね?
企業も購入されないと収益が出ないため購入される為安くしたりサービスを提供する訳です
その繰り返しがあったために安価で請け負うor安価で提供するゾンビ企業が増えた理由です
高い借入金
これらの企業はしばしば高額の借入金を抱えており、その返済が困難です。
返済が困難な為利益があっても返済に回す為結果収益が少ないゾンビ企業となります
外部支援への依存
ゾンビ企業は銀行の融資延長や政府の援助など、外部からの支援に依存して生き延びています。
企業が大量の雇用を提供している場合、その倒産は大きな社会的影響を及ぼすため、政治的な理由から支援が行われることがあります。
しかし現状維持しかならず根本的な解決にはなりません
ゾンビ企業が健全な企業へと脱皮するためには、いくつかの重要なステップが必要です。これらのステップは企業自身の努力と外部からのサポートが必要となります。以下に、ゾンビ企業が再生するための主な方法を説明します。
ゾンビ企業を減らす為にはどうしたらいいのか
1. 経営状況の正確な評価
- 企業は自身の財務状況を正確に把握し、問題点を明確にする必要があります。財務分析や市場分析を行い、どの部分が赤字であるか、どのビジネスが収益性を持っているかを理解することが重要です。
- 飲食店なら売れる食べ物を理解する
- 逆に売れない物はなんなのか
- 何故売れないのかを理解すれば考え方によっては売れるようになるかもしれません
2. コスト削減と効率化
- 不要な支出を削減し、業務の効率化を図ります。人件費、不要な施設や機器の維持コストなどを見直すことが重要です。また、業務プロセスの最適化により、生産性を向上させることも必要です。
- 飲食店で例えると廃棄が多すぎと余計な費用がかかる事になります
- 1000円売り上げても2000円廃棄となると赤字になってしまいます
- 廃棄代を減らす事が出来れば赤字を減らし黒字にだってすることも可能となるかもしれません
3. ビジネスモデルの見直し
- 現在のビジネスモデルが市場に適合しているかを再検討します。市場のニーズやトレンドに合わせて、製品やサービスを変更することが求められる場合があります。
- 一時期タピオカブームとなりタピオカを売る店舗が増えました
- しかしタピオカブームが終わり空き店舗が増えて行きました
- ビジネスは難しく長続きさせるのは難しいでしょう
- しかし、諦めたら試合終了です
- 次は何がはやるのか、何だったら売れるのかを試行錯誤をしてチャレンジする事が大切になるでしょう
従業員が仕事を辞める
ココを辞めたら給料が無くなる
次の仕事は決まらないかもしれない
等の生活が人質に取られているので辞めたくても辞められない人が沢山います
従業員がいる為、会社が倒産しないで継続出来る為ゾンビ企業となっている企業も沢山あるでしょう
従業員が会社を辞めて会社が倒産したらゾンビ企業は減ります
そうすると仕事を頼む企業が他の企業に頼むことになりますね
1000円で受けてた企業が倒産したとして、2000円の企業があったらその企業に頼らざるを得ないでしょう
その繰り返しで適正なお金で仕事を頼めば企業も利益を増やしやすくなりゾンビ企業が減る事でしょう