スター・ウォーズの世界には数多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、その中でも特に個性的な存在が「グリーヴァス将軍」です。4本の腕でライトセーバーを振り回す姿は、多くのファンにも強烈な印象として残っているのではないでしょうか。
しかし、あの機械だらけの体の裏には、どんな過去が隠されているのでしょうか? グリーヴァス将軍の元の姿は? なぜサイボーグになったのか? そして、あの特徴的な咳の原因は? これらの疑問について調査してみました!
目次
グリーヴァス将軍とは?
まずは、現在のスター・ウォーズ公式設定におけるグリーヴァス将軍の基本的なプロフィールを見ていきましょう。
- 役割:独立星系連合のドロイド軍最高司令官。分離主義勢力のリーダーの一人として戦争を指揮しました。
- 主な登場作品:映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』など
- 種族:惑星カリー出身の男性カリーシュ族のサイボーグです。
- 能力:優秀な戦略家で、ドゥークー伯爵からライトセーバーの戦闘術も学んでいます。フォースは使えませんが、最大4本のライトセーバーを同時に操る戦闘能力を誇っています。
- 性格:ジェダイに対して強い憎しみを抱いていますが、戦況が悪くなると部下を見捨てて逃げる卑怯な一面もあります。オビ=ワン・ケノービとはライバル関係にあります。
グリーヴァス将軍の「元の姿」は?
あの機械の体の前、グリーヴァス将軍の元の姿はどうだったのでしょうか?グリーヴァス将軍の 本名は「カイメイン・ジャイ・シーラル」で、サイボーグになる前は、カリーシュ族では名の知れた戦将だったようです。
なぜサイボーグになったのか?
なぜカイメイン・ジャイ・シーラルは、自らの肉体を捨ててグリーヴァス将軍というサイボーグになったのでしょうか?詳細について見てみましょう。
- 動機:より強い戦士になるため、自身の戦闘能力を高めるために、自らサイボーグ化を選んだとされています。
- シスの影響:自身の選択とはいえ、ジェダイ・キラーとしての素質を見抜いたドゥークー伯爵やダース・シディアスが、グリーヴァス将軍の憎しみや野心を利用し、サイボーグ化を後押しした可能性が高いと考えられます。
グリーヴァス将軍が咳をする理由
グリーヴァス将軍といえば、あの苦しそうな「咳」が印象的です。なぜ彼は咳き込んでいるのでしょうか? カノンでは、その原因は明確に説明されています。
- 原因:ジェダイ・マスター、メイス・ウィンドゥとの戦いが原因です。
- 事件の経緯:『シスの復讐』の直前、コルサントの戦いでパルパティーン最高議長を誘拐して逃亡しようとした際、メイス・ウィンドゥと対峙しました。
- 致命的な一撃:ウィンドゥはフォースを使い、グリーヴァスの胸部装甲を強力に圧迫しました。この装甲は、彼の体内に残された数少ない有機的な臓器(肺など)を守るためのものでした。
- 結果:このフォースによる攻撃で、肺や呼吸器系に修復不可能なダメージを負ってしまいます。これが、彼が絶えず咳き込む原因となったようです。
まとめ
グリーヴァス将軍の元の姿は、惑星カリー出身のカリーシュ族の戦士、「カイメイン・ジャイ・シーラル」であったということが分かりました。そして、カノンにおけるグリーヴァス将軍の特徴的な咳の理由は、メイス・ウィンドゥとの戦いで負った肺へのダメージでした。
グリーヴァス将軍は、単なる悪役ではなく、ダークサイドの影響力を象徴する、深く複雑なキャラクターとも言えるのではないでしょうか。気になる方は是非チェックしてみてくださいね!